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インナーバルコニーとは?インナーバルコニーを作る時の注意点についても解説します

2022/12/02

今回はインナーバルコニーを検討中の方にお役に立つ情報です。
インナーバルコニーとは何か?注意点は何か?などについてご紹介していきます。

 

□インナーバルコニーとは?

*意外と知らない?通常のバルコニーとの違い

通常のバルコニーとインナーバルコニーの違いは設置方法です。
一般的なバルコニーは、建物の外に張り出した形で設置される、屋根のない空間のことを言います。洗濯物や布団を干すという用途や、広さによってはおうちキャンプなど楽しむことができるアウトドアリビングとして使うこともできます。
これに対して、インナーバルコニーは建物の一部が屋外になっており、屋根を備えた空間です。屋根があるので、洗濯物を干していたとしても、天候の影響を受けにくいのが嬉しいです。また、部屋の延長の様に感じられるため、家族の憩いの場としても利用しやすくなります。

 

*サンルーム・ベランダとの違い

サンルーム、ベランダとインナーバルコニーの違いについてもご紹介します。

サンルームとは、ガラスで壁や天井を覆った空間のことを言います。
外とは遮断されているため、天候の心配もなく、屋内空間として利用できます。
これに対して、インナーバルコニーも屋根は付いていますが、外と繋がっており、あくまで屋外であるという点がサンルームと大きく異なります。

また、ベランダとは、一般的に2階以上にある、建物から外に張り出していてある程度の雨風をしのげる屋根がある空間のことを言います。インナーバルコニーと違う点は、ベランダは建物から外に張り出している点です。インナーバルコニーは建物の内側に引っ込んでいる形で、階下の屋根を床にしているという違いがあります。

 

□インナーバルコニーを作る時の注意点

*目的に合わせた動線にする

インナーバルコニーを作る時のポイントとして、パブリック空間にするのか、プライベート空間にするのかという点があります。この2点の選択によって、間取りが大きく異なります。

パブリック空間として利用したい場合は、2階リビングの計画とし、リビングからインナーバルコニーにアクセスできるようにプランニングすることを推奨します。
寝室、子供部屋などプライベート空間からインナーバルコニーにアクセスする動線だと、ゲストの方は使いづらくなるので注意しましょう。

 

*洗濯物干し場を分ける

インナーバルコニーでご飯を食べたり、読書を楽しんだりと「過ごす場」として活用する場合は、生活感をなくすために洗濯物干し場は別に設けるのがおすすめです。そのため、ランドリールームなどのスペースも同時に計画する必要があります。

 

*プライバシーの確保

車や人通りが多い、隣家との距離が近い場合は、外からの視線が気にならないようにフェンスなどを高めにしてプライバシーを確保します。
注意点としては、日当たりが悪くなる可能性があるため、その辺りは施工会社と相談しながらプランニングしましょう。

 

□まとめ

インナーバルコニーは便利な空間である一方、設置する際には使用目的やプライバシーを確保した設計にする必要があります。快適な空間となるよう、しっかり確認して計画していきましょう。

 


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