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2022年の住宅ローンの金利相場は?3つの住宅ローンの金利タイプについてもご紹介します

2022/04/15

住宅ローンには異なる金利タイプが大きく3つ存在します。それぞれの特徴や金利相場を把握した上でローンを組むことが大切です。しかし「変動型と固定型で迷っている」「何を基準に選べばよいのかわからない」などと、金利タイプの選択で不安に感じる方も多いのではないでしょうか?今回は、2022年の住宅ローンの金利相場や3つの住宅ローンの金利タイプについて解説します。

 

□【最新】2022年の住宅ローンの金利相場

住宅金融支援機構「民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)」の調査によると、最も金利が低いのは変動金利型です。変動型金利では、年2.475%となっています。固定金利型とは約0.9%の差が生じているのです。(参考:住宅金融支援機構「​​民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)」)

ただし、「民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)」の調査で用いる表は、住宅ローンのタイプ別の金利相場で「基準金利」と呼ばれています。実際に借り入れを行うときの金利ではありません。実際に適用される金利は、基準金利より低い場合が多くあります。基準金利とは商品を売るときの定価のようなもので、各金融機関の住宅ローン金利を指し「店頭金利」とも呼ばれています。

基準金利は、1年以内の短期貸出である「短期プライムレート」のもとになる金利です。住宅ローンを組む際に金利を安く抑えたい場合は、2022年現在であれば変動型金利が適しているでしょう。

 

□3つの住宅ローンの金利タイプ

 

*変動金利型

変動金利型とは、その名の通り、返済途中に金利が変動するタイプです。変動金利型の住宅ローンは、一般的には6ヵ月ごとに金利が見直される場合がほとんどです。ただし、返済額が変わるわけではありません。あくまで金利のみで、返済額の変更は5年に一度です。これを「5年ルール」と呼ばれています。金利は低めに設定されていますが、金利上昇により利息の支払いが増加する場合もあります。

 

*全期間固定金利型

全期間固定金利型は借り入れから完済まで金利が変わらないタイプです。そのため、返済計画が立てやすいというメリットがあります。住宅金融支援機構の「フラット35」は全期間固定金利です。金利上昇の心配もなく、住宅ローンを支払うことができます。

 

*固定期間選択型(当初固定金利型)

一定期間は固定金利とするローンです。固定期間は、2年、3年、5年、7年、10年、15年などの選択が可能です。全期間固定金利型より金利が低く設定されているケースがほとんどです。

 

□まとめ

今回は、2022年の住宅ローンの金利相場や3つの住宅ローンの金利タイプについて解説しました。2022年の住宅ローンの金利相場は、変動金利型が低い傾向です。「変動金利型」「全期間固定金利型」「固定期間選択型」の3つの金利タイプを参考にしながら、ライフスタイルに適した住宅ローンを選択しましょう。


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