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新築住宅の窓選びで失敗しないためのポイントとは?よく使われる窓の種類もご紹介します!

2022/04/08

新築において「窓」は外観にも内観にも影響を与える重要な部分です。窓の配置で外観は大きく変わりますし、リビングは光が差し込む明るい空間にしたいものです。外から見ても室内で過ごしていても「失敗した…」と思わない窓選びのためには、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか。今回は新築住宅の窓選びで失敗しないためのポイントと窓の種類についてご紹介します。

 

□新築住宅の窓選びで失敗しないためのポイント

ここでは、新築住宅の窓選びでよくある失敗例と対策ポイントをご紹介します。

 

*滑り出し窓の開閉スペースを考えていない

滑り出し窓は窓を開ける方向に十分な開閉スペースが必要です。外側に開く外滑り出し窓の場合は、車や外構の一部などに窓がぶつからないように設計時の注意が必要です。内側に開く内滑り出し窓の場合は、窓の手前に家具を設置しないように家具配置をシミュレーションしておきましょう。

 

*外からの目線を想定していない

窓の大きさや設置場所によっては、外からの目線が気になりカーテンを締めざるを得なくなったというケースも見られます。家の前の道路の通行人から家の中が見えやすかったり、隣の家のベランダや窓から家の中が見えやすかったりすると、人の目が気になってくつろぐことができません。

同じ配置に窓を設置するにしても、窓の高さを人の目線よりも上にしたり曇りガラスにしたりすることで、採光とプライバシーの確保の両方を実現できることでしょう。

 

*窓をたくさん設置する

明るいリビングや部屋にしたいからという理由で、たくさんの窓の設置を希望する方は多いです。しかし、窓を設置した面には家具を思うように配置できず、家具のレイアウトが難しくなってしまいます。加えて、窓は最も外気の影響を受けやすい箇所ですので、窓を多くすればするほど夏暑く、冬寒い家になってしまう可能性があります。

太陽の光が入りやすい方角に窓を設置したりひとつの窓を大きくしたり、窓の配置や大きさを工夫することで数は少なくても明るい家づくりが実現できます。

 

*採光性が高すぎる

吹き抜けリビングは新築でも人気の間取りです。リビングを吹き抜けにして天井近くの高い位置に採光のための窓を設置することで、日中電気をつけなくても明るいリビングになります。一方、窓の角度や位置によっては、夏場まぶしすぎる、暑すぎる、床や家具が日焼けしてしまうなどの後悔の声も見受けられます。

窓の方角や光の入り方をシミュレーションした上で、天井近くの窓を採用すべきかを検討しましょう。天窓の代わりに明るい照明を設置するだけでも、リビングは十分に明るい空間になります。

 

□新築住宅でよく使われる窓の種類

*引き違い窓

2枚以上のガラス戸を左右にスライドして開閉するタイプの窓のことを、引き違い窓といいます。賃貸や戸建て、マンションなど日本では最も頻繁に使われている窓のタイプで、開閉のしやすさや出入りのしやすさが特徴です。

 

*滑り出し窓

滑り出し窓は、縦方向や横方向に飛び出して開閉するタイプの窓です。外側に開くタイプと内側に開くタイプがあります。ガラス戸は1枚のみなので、キッチンや洗面所、トイレなどスペースが限られた場所で採用されることが多いです。ガラスに風が当たって室内に風を取り込みやすいのも魅力の一つです。

 

*FIX窓

FIX窓はその名の通り、固定されていて開け閉めができない窓のことです。通風を目的とせず、採光や眺望のために設置します。開閉する必要がないため窓の中でも気密性が高く、コストも抑えられるのが魅力です。

 

□まとめ

今回は、新築住宅の窓選びで失敗しないためのポイントと窓の種類についてご紹介しました。窓は外観にも室内での過ごしやすさにも影響を与えます。通風、採光、眺望など目的に応じて適したタイプの窓を採用してください。ご紹介した失敗例を参考に、配置、大きさ、数にも注意して快適かつおしゃれな家を一緒に作っていきましょう。


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