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テレワークが快適になる家づくりのアイデアをご紹介します

2022/03/25

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークを採用する企業が増えてきました。テレワーク、リモートワーク、在宅ワークなど、さまざまな言い方がありますが、これから先のウィズコロナ・ポストコロナ時代も、自宅で仕事をする機会は以前と比べて増えることが予想されます。テレワークの時間が増えて生活スタイルが大きく変わっている一方で、家の間取りが変わらずにストレスを感じている人が増えてきているのも事実です。

そこで今回は、これからのウィズコロナ・ポストコロナ時代に快適にテレワークをするための家づくりアイデアをご紹介します。

 

□テレワークの「現状」と「これから」

*テレワークの歴史

テレワークの働き方は、新型コロナウイルス拡大の影響で初めて経験した方がほとんどかと思います。しかし、テレワークの歴史の始まりはもう少し前の1970年代オイルショックの時代まで遡ります。オイルショックを背景に、アメリカ合衆国で初めてテレワークが導入されました。

日本では1984年にNECが初めてテレワークを導入し、少しずつではありますがテレワークの働き方が広まっていきました。そして2020年4月以降、新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大をきっかけに多くの方がテレワークを経験することとなりました。

 

*テレワークのメリット

テレワークの働き方が広まり早2年。テレワークには出社とは違うさまざまなメリットがあり、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたあともテレワークを続けたいという多くの声があります。

テレワークの最大のメリットは、通勤のストレスがなくなることです。特に都会で働いている人たちの中には通勤に片道1時間以上かかる方も多いです。そのような方たちにとっては、テレワークにより往復2時間以上もの時間が捻出できるだけでなく、ぎゅうぎゅうの満員電車に揺られるストレスもなくなります。余裕ができた2時間を睡眠時間に充てたり、家族との時間に充てたりと、より有意義な過ごし方ができるようになります。

また、通勤の必要がなければスーツに着替えたりメイクをしたりといった時間も短縮できるでしょう。お客様や社員とのオンライン会議がある日は身だしなみを整える必要があるとは思いますが、事務作業を行うだけの日には出社時のように身だしなみを整える必要がありません。特に女性にとっては、メイクやヘアセットの時間が短縮されるのはとても大きなメリットになるのではないでしょうか。

加えて、テレワークではインターネットの環境さえ整っていれば、場所にとらわれずにどこからでも働くことができます。いままでは通勤のしやすさを前提に住まいの場所を決めていた方がほとんどかと思います。例えば、会社の最寄駅に乗り換えなしで通勤できる路線の近くを好んで家探しをしていたのではないでしょうか。テレワークが主流になれば、地価の高い駅近だけでなく、駅から離れた郊外なども居住場所の選択肢として加わります。そうすれば坪単価が比較的安い土地に家を建てて、広々と過ごすこともできるようになることでしょう。

 

□テレワークスペースのアイデア

このように、テレワークでは通勤時には得られなかったさまざまなメリットを享受できます。一方で、テレワークならではの悩みを抱えているご家庭が多いのも事実です。

例えば、現在の家では集中して仕事ができる環境が整っていなかったり、プライベートとの切り替えができずに、ついだらけてしまったりといった悩みです。生産性高く、集中してテレワークをするためには、自宅でのテレワークの環境づくりを工夫する必要があります。ここでは、テレワークを快適にする家づくりのアイデアをご紹介します。

 

*照明の位置と色を考える

集中したい環境では昼光色や昼白色の照明がおすすめです。太陽の自然光もほどよく取り入れつつ、照明も集中しやすいものを選択しましょう。加えて、照明の位置も工夫することで、より快適に働ける環境づくりができます。造り付けのデスクを設置する場合は、住宅の設計時に施工会社と照明の位置も相談しながら決めるようにしましょう。

 

*コンセントの配置と数を考える

テレワークでは、先ほどご紹介した照明に加えてパソコンやプリンター、スキャナやWi-Fiなどを使います。テレワークスペースに必要なコンセントの数と配置を設計時に考えて、配線が絡まることがないように注意しましょう。コンセントの数が足りなくても新築後にコンセントを追加するのは難しいです。タコ足配線まみれになると見た目もすっきりしないので、あらかじめ必要な電子機器をすべてリストアップしておくことをおすすめします。

 

*セキュリティ対策

テレワークでは、いままで社外に持ち出していなかった情報を自宅に持ち帰る機会も多くなるでしょう。仕事で重要な情報を扱う場合は、セキュリティ面での対策が必要です。リビングに来客がいたとしても、電話やオンライン会議の内容が聞こえないような間取りを確保するようにしましょう。また、通信環境の面でも、無線LANだけでなく有線LANも組み合わせて使用したり、インターネット回線のプロバイダーのセキュリティサービスを見直したりすることもおすすめします。

 

□まとめ

今回は、これからのウィズコロナ・ポストコロナ時代に快適にテレワークをするための家づくりアイデアをご紹介しました。自宅で快適に安心して働けるように、照明、コンセント、セキュリティなどについて工夫を施すと良いでしょう。これから快適にテレワークができるための家づくりをお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。


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