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マイホームの予算の決め方がわからない方へ!予算の決め方についてご紹介します!

2022/02/04

マイホームをお考えの方のよくあるお悩みのひとつが「予算の決め方」です。大幅に予算オーバーしてしまうと、せっかく夢のマイホームでの生活がはじまったのに、金銭的な余裕がなく日常生活に支障が出てしまう可能性があります。マイホームを建てたあとのことも考慮しながら、しっかりと予算計画を立てなければなりません。今回は、マイホームの予算の決め方と予算オーバーした際の対処法をご紹介します。

 

□マイホームの新築予算の決め方とは?

*用意できる金額を把握する

注文住宅では、間取り、外観、内装、設備など、あらゆるものを自分の理想どおりにすることができます。自分やご家族のライフスタイルに合った設計にしたり、好みに合ったデザインを取り入れたりと、建売住宅とは違う魅力に夢が膨らむことでしょう。

ただ、理想をすべて詰め込んでいくと、その分膨大なお金がかかってしまいます。設計が進んでから貯金や収入では支払えそうにないのでやり直し、となることがないように、事前にどれくらいの金額であれば新築可能なのか把握しておきましょう。

 

*自己資金額を算出する

マイホームの新築にかかる費用は、家の本体工事費だけではありません。設備工事費や土地代、登記や保険などの諸費用、引越し費用に家具の新調費用など、さまざまな費用がかかってきます。その中で住宅ローンの対象となるのは、土地代、本体工事費、設備工事費などに限られているため、残りはすべて自己資金でまかなうことになります。

諸費用は物件価格の5~10パーセントほどになることが多く、3,000万円の注文住宅であれば150万円~300万円ほどが手持ちの自己資金から捻出されなければなりません。また、頭金としていくらかは用意したいものですので、物件価格の10~30パーセントほどの自己資金は用意しておく方が良いです。

 

*住宅ローンの借入額を決める

マイホームを新築する際は、ほとんどの方が住宅ローンを組みます。一般的には、世帯年収の20~25パーセント程度の返済額に抑えるのが理想とされています。住宅ローンは最長で35年ローンを組むことができ、この35年を選択するご家庭が半数以上を占めています。

例えば世帯年収が700万円のご家庭の場合、理想の返済額は140~175万円です。月々に換算すると、およそ11.5万円~14.5万円/月となります。ボーナス払いを選択したり、頭金を支払ったりすることで、さらに月々の支払い金額は抑えることができます。この返済額で35年ローンを組むと、140~175万円×35年=4,900万円~6,125万円となります。実際は金利も考慮しなくてはならないため、住宅ローンでの借入金額は、この額から利息の支払い総額を差し引いた金額が目安になるでしょう。

 

□予算オーバーしてしまった場合の対処法

どれだけ予算計画を立てても、打ち合わせが進むごとに「あれも欲しい」「これも欲しい」と費用は膨れ上がってしまうものです。気づいたときにはすでに大幅な予算オーバーということも多々あります。

もし予算オーバーをしてしまった場合は、「優先順位をつけて費用を削っていく」ことがとても大切です。ご家庭によっては、リモートワークが中心なので書斎に力を入れたい、キッチンには絶対にこだわりたい、庭は諦められない、などそれぞれに希望の優先順位があるはずです。優先順位が高い箇所であれば、設備や内装などにお金をかけることで住み始めてからの満足度が高まります。一方、優先順位が低い箇所であれば、設備や内装などをひとつダウングレードしても、それほど気にならないかもしれません。ご家族でマイホームに求める希望を出し合い優先順位をつけることで、予算を削りながらも納得のいくマイホームに近づくはずです。

 

□まとめ

今回は、マイホームの予算の決め方や予算オーバーした際の対処法をご紹介しました。しっかりと予算計画を立てたつもりでも、どうしても予算オーバーしてしまうことはあります。新築で生活し始めてからの暮らしも考慮して、無理のない家づくりを進めていきましょう。


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