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一戸建ての維持費はどのくらいかかる?節約する方法についてもご紹介します

2022/08/26

一戸建ての購入を考えているけれど「維持費はどのくらいかかるの?」「維持費を支払っていけるのか不安」などと、いろいろと気になる方も多いのではないでしょうか。維持費は自分で支払う必要があります。そこで今回は、一戸建ての維持費や一戸建ての維持費を節約するための方法について解説します。

 

□一戸建ての維持費は年間30~40万円

一戸建ての維持費は、一般的に年間30〜40万円程度です。維持費は、大きく分けて税金、修繕費、保険料があります。ただし、物件の種類や面積などによって異なります。

 

*税金

一戸建てには、固定資産税や都市計画税がかかります。

・固定資産税
固定資産税は、毎年1月1日現在の土地、家屋にかかる税金です。地方公共団体に納める地方税となっています。評価基準に照らし、建物の価格に応じて課税されます。また、築年数によっても変動する税金です。算出方法は、以下の通りです。

固定資産税=課税標準額×税率

毎年5〜6月ごろに市区町村から納税通知書が送付され、一括または年4回に分けて納付します。

・都市計画税
市街化区域内に土地や家屋を持っている方に対し課税されます。都市計画事業や土地区画事業の費用に充てることを目的とした地方税です。市街化区域とは、​​すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域で、都市計画法で規定されています。都市計画税の相場は、年2~3万円程度です。

 

*修繕費

マンションの場合は、毎月「修繕積立金」として支払います。一方、一戸建ての場合は、定期的なメンテナンスやリフォームにかかる費用を計画的に準備しなければなりません。メンテナンスの時期や費用の目安は、以下の通りです。

メンテナンス箇所 メンテナンス時期 費用
外壁 10-15年 80-100万円
屋根 10-15年 40-80万円
クロス 汚れが目立つ時期 40-50万円
フローリング 点検:5年ごと
張替:20年
15-25万円
(10畳)
水栓・配管 点検:5年
取換:20年
50-100万円
キッチン 10-15年 60-90万円
洗面台 10-15年 20-30万円
トイレ 20-30年 15-20万円
給湯器 7-15年 15-20万円
シロアリ 5年ごと点検 20万円

 

*保険料

住宅ローンを借入する際は、火災保険に加入することがほとんどです。必要に応じて家財保険や地震保険があります。火災保険の相場は、10年補償で10万円前後が一般的です。

 

□一戸建ての維持費を節約するための方法

 

*耐久性の高い素材で建設

長い目で見ると、耐久性の高い素材で建設することが得策です。ローコストで家を建てると、後から修繕費が高額になるケースもあります。

 

*省エネ対策

高断熱高気密の素材を選び、節電、節水なども心がけましょう。また、初期費用はかかりますが、太陽光発電を設置することも省エネ対策につながります。

 

*早めに修繕を行う

家は経年劣化により、定期的なメンテナンスが必要です。早めに建物の劣化に対応することで家を長持ちさせることも可能です。

 

□まとめ

今回は、一戸建ての維持費や維持費を節約するための方法について解説しました。一戸建ての維持費は、税金や修繕、保険料などを合わせて、年間30〜40万円程度です。一戸建ての維持費を節約するためには、耐久性の高い素材を選び、省エネ対策を行いましょう。早めにメンテナンスを行うことで、家を長持ちさせることもできるでしょう。当社では、メンテナンスについても定期的に訪問してチェックさせて頂いておりますので、安心してお任せください。


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