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ワークスペースとは?快適なワークスペースを作る上で考えたい3つのポイントについてもご紹介します

2022/10/07

在宅ワークの機会が増えたこのご時世、家づくりの際に検討したいことのひとつにワークスペースがあります。実際、間取りを考えるにあたってワークスペースを採用するご家庭が増えてきています。この記事では、ワークスペースを快適な空間にするためのポイントについて解説します。

 

□ワークスペースとは

ワークスペースとは、仕事をする空間を指します。これまではカフェや図書館といった、「会社以外に仕事ができる場所」の総称として使われることが多かった言葉ですが、在宅ワークが増えた事により「家の中で作業ができる場所」を表現する言葉に変わりました。ワークスペースを採用する際には、オープン型と個室型といったタイプと設置する位置について、しっかりと検討するようにしましょう。

オープン型とは、ワークスペースが壁に囲まれておらず、リビングや寝室の一部に作業スペースを設ける設計の事です。壁で覆わないため家族の気配を感じながら作業をする事ができる上に、空間を圧迫する事もありません。その一方、集中しにくいというデメリットもあります。加えて、リビングや寝室に設けた場合は、どうしてもある程度お互いに気を遣う必要が出てきます。

続いて個室型は、インターネットカフェのような個室空間を作る事ができ、作業に集中しやすい環境を作る事ができます。人の気配や生活音が気になってしまう方や、オンライン会議が多い方などにおすすめです。その反面、同じ家で日中過ごしていても家族からの疎外感が生じてしまうでしょう。在宅ワークで家族と一緒の空間で時間を過ごせるはずが、いつの間にか会社のオフィスと同じように1日中部屋にこもりっきりになるという事もあります。

そのため、どのような用途でワークスペースを利用するのかを家族全員で話し合う事が大切です。

 

□快適なワークスペースを作る上で考えたい3つのポイント

作業に集中するためのワークスペースを作り上げるのであれば、検討すべき3つのポイントがあります。これからワークスペースを採用する方は、是非参考にしてください。

 

*防音性を高くする

ワークスペースは家で作業できる空間を作るため、より集中できるスペースにするためには防音性が必要です。防音壁や防音性の高い窓を採用することで、作業に集中しやすくなります。このような造作が難しい場合であれば、ウォークインクローゼットの一部をワークスペースにする、リビングやキッチンから最も遠い位置に設けるなど、生活音が気にならない間取りにしましょう。

 

*コンセントの位置と数

新築を考えるにあたってコンセントの位置は後回しにされがちですが、ワークスペース周辺のコンセント位置や数は非常に重要です。足りない場合は延長コードで増やす事になりますが、不格好な上にトラッキングによる火災の原因にもなりかねません。そのため、安全面からもコンセントは使いやすい位置に、なるべく多く設置しておきましょう。

 

*将来の事も考える

ワークスペースは確かに作業をする上で便利ですが、仕事の状況が変わったり家族の変化にも対応出来るようにしておきましょう。例えば、受験シーズン時には子供が使えるようにしたり、出勤することが増えれば書斎や趣味部屋として活用できるように工夫する等です。

 

□まとめ

ワークスペースは、使用する人と家族の全員が快適な空間になるように考える必要があります。そのために、どのような用途で使用し将来はどうするかという点についてしっかり家族間で話し合い、打ち合わせにのぞむようにしましょう。賃貸暮らしではどうしても実現が難しいワークスペース、ぜひ家づくりの選択肢としてご検討ください。


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