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注文住宅で予算オーバーする原因とは?コストダウンするために見直す部分についても解説します

2022/07/01

注文住宅を検討する際、ついつい予算オーバーになってしまうことがあります。コストダウンを図るには​​、資金計画をしっかり立てなければなりません。しかし「予算オーバーの際の見直す箇所がわからない」などと、悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、注文住宅で予算オーバーする原因や、コストダウンするために見直す部分についても解説します。

 

□注文住宅で予算オーバーする原因とは?

*注文住宅にかかる費用・住宅ローンで借りられる金額を把握していない

予算オーバーの原因として、注文住宅にかかる費用と住宅ローンで借りられる金額を把握していないことが挙げられます。注文住宅は、​​土地代や内装・外装工事などの本体工事費用、ガスや給排水などの付帯工事費用、登記手続きなどの諸費用がかかります。また、住宅ローンの借り入れ可能額は、想定以下の金額になるケースもあります。無料の資金計画シミュレーションツールを用いて、ある程度の金額を把握しておくことが大切です。

 

*こだわりの優先順位が決められていない

間取りや広さ、住宅性能、設備、デザインなど、こだわりたい部分があるはずです。しかし、すべてにこだわりがあると予算オーバーになってしまいます。譲れない部分と譲れる部分でメリハリをつけながら決める必要があるでしょう。また、担当者に削れる部分があるかどうかを相談するのも一つの方法です。

 

*補助金・助成金制度を知らない

注文住宅を購入した際に補助金・助成金を利用できる場合があります。たとえば、2022(令和4年)年度の税制改正により、一部変更された「住宅ローン控除」、高い省エネ性能を持つ住宅やリフォームを行う子育て世帯や若者夫婦世帯に向けた「こどもみらい住宅支援事業」などです。

 

*安くて良い土地の探し方がわからない

注文住宅の費用は、30〜40パーセントが土地代金と言われています。安い土地を見つける方法を知らなければ、その分、費用の負担が大きくなります。安い土地を自分で見つけるのは困難です。不動産会社に相談したり、我々工務店の担当者に伝えておくのも一つの方法です。

 

□注文住宅で予算オーバーした時は設備機器を見直す

設備機器は、高品質なものを求めるとすぐに予算オーバーになることも少なくありません。譲れないものと妥協できるものを分けて見直す必要があります。たとえば、浴室は​​在来工法またはユニットバスにするのか、トイレはタンクレスやキャビネット付きトイレなど、メーカーや種類によっても価格は異なります。そのため、「システムキッチンは譲れないけどこだわりのある部分以外はコストダウンする」などメリハリをつけましょう。

 

□構造部と外側を守る部材はコストカットしない

予算オーバーの対策としてコストカットは必要です。しかし、構造部と外側を守る部材は安全性の観点からコストカットはおすすめできません。主要構造部は、耐震性や耐久性を考慮して決めることが大切です。また、紫外線などの劣化防止のため、外壁材のグレードも品質の高いものを選ぶと良いでしょう。

 

 

□まとめ

注文住宅で予算オーバーしないためには、譲れない部分と妥協できる部分を決めておきましょう。設備機器もこだわりすぎると予算オーバーになる可能性もあります。こだわりのある部分以外はコストダウンを検討しましょう。また、補助金・助成金制度を利用して税金の負担を少なくできる場合もあります。


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